GI-HORSEPARK EX

実機について 2006年にコナミから登場。競馬をモチーフとした大型メダルゲーム。
先代の「GI-HORSEPARK」(2005年)のバージョンアップ版である。
筐体は大型ワイドモニターの前方に競馬場を模した巨大なジオラマがあり、実際に競走馬のミニチュアが走行する。
ジオラマを囲む様に、タッチパネル式小型モニターとメダル払出口が座席毎に装備されたステーションが付属する。
オリジナル(12席)の他、姉妹作品の「GI TURFWILD」筐体を流用したスタンダード版(10席・作品の筐体)がある。
2機種のジオラマの面積が異なるために走行する競走馬の数に違いがあり、オリジナル筐体は最大12頭立て、
スタンダード筐体は最大8頭立てとなり、投票方式も一部異なる。
日本中央競馬会(JRA)の公認により、登場するレース・機種・競走馬は全て実名である。
大型モニターのレース映像は、ジオラマ上のレース展開と連動しており、実際の競馬中継の様な白熱した映像が楽しめる。
同社のゲームデータ管理サービス『e-AMUSEMENT』対応。

【馬券ゲーム】
一般的な競馬ゲームと同様に、レース前に表示される配当表やデータを参考に勝ちそうな馬を選び、
その馬が1着、若しくは着順通りにゴールすると配当が得られる。
1頭だけ賭けた馬が1着に入賞すると配当が得られる"単勝式"と、2着か3着以内まで着順は問わない"複勝式"、
3着以内まで入賞する2頭を順不同で当てる"ワイド(拡大二連勝複式)"、
1着・2着を着順通りに当てる"連勝単式"と、同じく着順は問わない"連勝複式"の5種類の投票方式がある。
システムの違いから、スタンダード筐体は"単勝式""連勝単式""連勝複式"のみ。

【育成ゲーム】
同社のゲームデータ管理サービス『e-AMUSEMENT』にデータを作成していれば参加可能になる。
プレイヤーが馬主となって育てた馬をレースに参加させる。
オーナー登録して所定のメダルを払い、種牡馬と繁殖牝馬を選択して自分の馬を生産させる。
手に入れた馬は、体調や性格に合わせた適切な調教で育てると能力が上昇する。
調教にも所定のメダルが必要だが、調教せずにレースに出走させる事も可能。
所有馬を出走させるには所定のメダルを払い、騎乗する騎手を選択してレースに参加する。
2着以内に入賞すると賞金が得られ、騎乗した騎手への報酬を差し引いた分がプレイヤーの収入となる。
レースに勝利する毎にオーナーランクが上昇し、ランクに応じて調教メニューが追加される。
1枚のカードで8頭まで所有出来るが、見込みの無い馬を引退させて新たな馬を手に入れる事も可能。

作品について&戯言 メダルゲームコーナーには無くてはならない、公営ギャンブル系の大型メダルゲームです。
ラウンドワンのような大型施設は当然ですが、程々の面積のゲームセンターにもメダルコーナーの中央に据えてあったり、
そのインパクトのある姿は目を引き付けますねぇ。

今回のミニチュア作品は、同じ系統の「ボートレース オーシャンヒーツ(セガ)」と同時進行。
初チャレンジのジャンルとあって、気合を入れて制作しておりますが、観察不足もあって所々に手抜きが…。
一番の見せ場である競馬場のジオラマは、グリーンのラシャを敷いてプラ板の切れ端等から適当にパーツを取り付けています。
馬のミニチュアは、鉄道模型のZゲージ用フィギュアから制作しました。

作者は年末に難波の場外馬券売り場で有馬記念を買うくらいで、実際の競馬なんて殆どやりませんが、
ゲームとしては割と好きなジャンルでして、今回のメダルゲームも然る事ながら、
家庭用ゲームでも「ウイニングポストシリーズ」や、「ダービースタリオンシリーズ」等の競馬ゲームも楽しんでいます。


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